++ 東芝HDD&DVDレコーダ AK-G200 ハードディスクの換装 ++
2008.10.13初版

東芝HDD&DVDレコーダ AK-G200 ハードディスクの換装


   1.ハードディスクの故障原因

録画・初期化ができないのはハードディスク(Seagate ST3250823ACE)のセクターの一部が壊れているか、修復不可能なバッドブロックか。

もちろん他のハードディスクに交換して動作することを確認した。
日立の HDP725032GLAT80(320GB、Ultra ATA133/ 7200rpm/ 8MB)もOK、そしてWesterm Digital WD2500BB もOKである。

そこで、書き込みもフォーマット(論理フォーマット)もできなくなったAK−G200に内蔵されていた Seagate ST3250823ACE に物理フォーマットをかけて、内部を探ることにした。
フォーマット・ツールは下図のようにメルコのハードディスク HD-ES320U2 に添付されている DISK FORMATTER を使ってみる。

注意: ここでドライブを間違えて選択したら、泣くに泣けないエライことになる。何度も何度も確認を!!
DISKFORMATTER
250GBのハードディスクなので、おおよそ30時間×3=90時間(4日弱)は掛る・・・・気長に

物理フォーマット

・・・・
でも4時間ほどで終了してしまう。どうやら最後までやってないようである。
DISK FORMATTER が対応していない問題なのか、それとも円盤に修復不可能なダメージを受けているのか?

※ DISK FORMATTERは320GBで動くバージョン(バッファローHD-ES320U2添付ファイルDriveNavi.exe) でもトライしたが、やはり同じエラーとなりダメだった。
※ また、PowerMax 4.23 CD版でもチェックしたが、Low level Format はエラーになった。

よって、修復不能と判断した。

DISK FORMATTER はエラーもなく、正常終了したように見えるが・・・
フォーマット終了

が、本当にきちんとフォーマットがきれたかを確認するために PartitionMagic を起動しようとしても下図のように「 Init failed: Error 100. Partition table is bad 」のエラーがでて起動すらしない。
またWindows のコンピュータの管理→ディスクの管理を起動しても Seagate ST3250823ACE が現れず、まったくのお手上げである。
ということで物理フォーマットでも効果がなく、万策が付き、修復不能と判断した。

PartitionMagicError

   2.ハードディスクの交換

交換の作業自体、難しいところはない。
内部にホコリもたまっているので掃除機でクリーニングしながらでも1時間もあれば終わってしまう。

・・・ 分解後の内部のようす ・・・
分解後の内部のようす

・・・ ハードディスクに接続されているIDEコネクタと電源コネクタの様子 ・・・
ハードディスクまわりのコネクタの様子

・・・ ストラップ設定は「Cable Select」 注意!! ・・・
Cable Selectの設定に注意
ただし、このジャンパーピンは各メーカ、機種によってさまざまに異なるのでマニュアルか表示のシールなどで確認のこと。
設定箇所はここだけで、「Cable Select」になるように設定すること。

下図は交換後、最初に現れる画面である。

・・・ ディスクが認識できません。何度か電源を入れ直してみてください(HDD) ・・・
ディスクが認識できません。何度か電源を入れ直してみてください(HDD)
このメッセージをみて、交換しようとしている「ハードディスクが認識できない」と勘違いしてはいけない。
このエラー表示に問題があり、ハードディスクはきちんと認識しているが、ただし「フォーマットとかパーティションが認識できないよ」 の意味である。まったくもって紛らわしい書き方である。

よってこれは無視して、次に行こう。
メニュー画面を出して、初期化を行う。あっという間に完了して、工場出荷時の状態になり録画OKとなる。

参考までに部品情報:追加した
部品 メーカー 型名 バージョン サフィックス
HardDisk Seagate ST3250823ACE F/W3.01  
CPU NEC D61175F1 187    
Memory Fujitsu 29PL64LM-90PFTN    
  NANYA NT5DS32M8BS-6K    
DVD-RAM TOSHIBA DAV-WR412 Ver1003 ROMv.4000
Control基板 TOSHIBA G70D00000201    
Fan Motor T&T 5025LL12S ND2   0.07A 12DC

    ■ ハードディスクビデオレコーダーが直った  AK−G200 --> こちら  (ブログ)
    ■ 東芝 AK-G200 ハードディスクへ録画できない(故障トラブル) --> こちら  (ブログ)
    ■ AK-G200 リモコンがきかない --> こちら

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このページとは関係がなく恐縮ですが・・・
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記者が追った700日の記録
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・・・・
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・・・
 「大人として、親として、子供たちにこの事件をどう説明しますか?」
 県教委はうつむきましたが・・・・ね
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「このブレーキ痕は、警察が捏造した疑いがあります。これは冤罪ではありません。警察組織の犯罪です」

――二〇〇六年三月三日午後二時半頃、高知県旧春野町(現高知市)の国道五六号で、高知県警の白バイと遠足中のスクールバスが衝突し、白バイ隊員(二十六)が死亡。
バスの運転手、片岡晴彦さん(五十二)は現行犯逮捕された。
同年十二月には業務上過失致死罪で起訴され、翌二〇〇七年六月には禁固一年四カ月の実刑判決が高知地裁で下された。
その後、高松高裁、最高裁と判決は覆らず、二〇〇八年十月、片岡さんは獄中の人となった。

香川県と岡山県を放送エリアとする地方テレビ局「KSB瀬戸内海放送」。
同局の報道記者である著者のもとに突然、見知らぬ男性から電話が掛かってきた。
男性は、「この裁判は作られたものだ」と訴えた。
事件が発生した高知県のマスコミは、どこも耳を貸してくれない。
藁をもすがる思いで、かすかなつてを頼って県外の地方局の記者に連絡してきたのだ。

この一本の電話をきっかけに片道三時間半、著者の高知通いの日々が始まった。
法廷の場で結審されたとはいえ、不可解な点が多々ある高知「白バイ衝突死」事故。
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◎テレビ朝日『報道発 ドキュメンタリ宣言』の放送で大反響!

    ■ 耐震偽装はこちらです --> まとめページをアップ   2006.10.20
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