++ロジテック Logitec LHR-DS01SAU2 HDDリーダー/ライター 分解++


2009.3.21初版

ロジテック Logitec LHR-DS01SAU2 HDDリーダー/ライター 分解

クレードルタイプ

実際の製品名はLHD-DS1000SAU2となり、本体LHR-DS01SAU2と日立のハードディスク日立HDT721010SLA360とセットになっていた。
ただし同梱されるハードディスクはいろいろあるようなので、事前に型番などの確認をした方がいい。

LHD-DS1000SAU2.jpg

eSATA 3Gbps(External Serial ATA)」に対応しており、マザーボードにコネクタがあるならダイレクトに接続できるケーブル40cmも付属している  (http://www.logitec.co.jp/products/hd/lhrds01sau2.html社より拝借)
eSATA
eSATA接続の場合には、信号変換によるオーバーヘッドが無く、マザーボード直結に匹敵する高速データ転送が可能。
また、まだあまり普及はしてない※eSATAポートもしくはeSATA I/Fボード(LHA-SA152P,LHA-SA32PE)に接続すれば、「起動ドライブ」として使用することができる。


ハードディスクがかちっと保持できない
製品レベルではもう少し工夫がいると思う。ハードディスク本体の位置がカチッと決まらず、中でカタカタ動く。その結果コネクタから抜けることがある。実際に経験している。
で、下図のようにフエルトの切れ端の詰め物をしてハードディスクが中で遊ばないようにしている。こんな程度のことでも抜け防止にもなる。

ハードディスクの位置が決まらない

内部の基盤などの様子
内部のようす

※メインIC INIC-1611
USB to SATA Bridge
イニシオInitio Co. (Taiwan) 社製 

INIC-1611
※  2つの小さい方のIC GL850G
Genesys Logic(ジェネシスロジック)のUSBハブコントローラ

■GL850AはUSB Implementers Forum* による、高品質・高信頼性を評価するテストに合格、認証された製品。
■GL850A /GL850Gは低消費電力を実現し、バスパワードもサポート。
■実装面積を大幅に削減して、消費電流も削減。
■GL850Gは0.18CMOS プロセスで設計。
■GL850GはIndividual modeをサポート。
仕様                      電圧  パワーモード  パッケージ     型番
USB 2.0 Low-Power HUB Controller   3.3V    Gang    48LQFP    GL850G

※Upstream portはHigh-speed (HS) と Full-speed (FS) traffic に対応。
※Downstream portはHigh-speed (HS) 、Full-speed (FS)とLow-speed(LS) traffic に対応。

諸費電力を削減と謳っているが、赤丸のIC・GL850Gは底蓋を開けた状態で56〜58℃まで上昇していて、通常の使用状態では60℃を超えているかもしれない。実際にケースの後部を触るとその熱い熱を感じる。

基盤のIC

だから放熱できるように、裏蓋は常時はずしてある。


ほかにスイッチングレギュレータ??TD1501S50 がある。Techcode社 TO-263型
電源アダプターは12V2A

【同梱ハードディスク】
 日立HDT721010SLA360
HDT721010SLA360 ラベル


日立HDT721010SLA360では、ファイナルハードディスクの高度なディスク管理にて、ディスクの動作モードの変更ができる。
具体的には下図のように、 動作音管理では最小限の動作音(←より静かの”静寂”は設定不可)、電源管理は、最大バッテリ(スタンバイあり)に設定できる。これで速い応答速度がいらないときは消費電力を抑えられ、温度上昇も抑えられることが期待される。
ただし、これら設定が保存できないので、毎度設定をしなければならない。

FinalHardDisk


DIYのもくじ
































































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