++ Login failed for user ''. Reason: Not associated with a trusted SQL Server connection SQLサーバーに接続できない ++
2006.4.21初版

Login failed for user ''. Reason: Not associated with a trusted SQL Server connection

SQL Server 2000 に接続できない

SQL Server2000 Desktop Engine用管理ツール MSDE_MAN は優れもの
Microsoft SQL Server 2000 をなにも考えずに標準インストを行った場合は、セキュリティモードがデフォルト値の Windows 認証となる。この後はいくらそのほかのログインを作ってもそのログインでは接続できず、標題のエラーになって埒があかない。

このエラーの対処法がマイクロソフトにあった。下表のように、 認証モードを Windows NT 認証モード (のみ) から混合モードに変更することで対応できる。http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;269587

1. Enterprise Manager を開く。
2. [サーバー] グループを開く。
3. サーバー名を右クリックし、[プロパティ] をクリック。
4. [セキュリティ] タブをクリック。
5. [認証] の下で、[混合モード (Windows 認証と SQL Server 認証)] オプション ボタンをクリック。


サーバー名(この例ではLOCAL WindowsNT)を右クリックし、プロパティをクリック


セキュリティ タブをクリックして、認証Authenticationを(SQL Server 認証とWindows 認証)の方に切替える。初期値はWindows only に側になっている。

SQLサーバのリスタートしないと変更が反映されないので「Yes」をクリック

SQL Server の認証を受けるためにログイン名とパスワードを設定する。

なぜ、下図のようなエラーになったのわからないが無視して「Yes」をクリックしてしまった

一応変更されたようなので再接続するために「Yes」をクリックしたが、実は再接続ができなくなってしまった。
Windows 認証もできずにお手上げ状態になってしまった。


【 SQL Server2000 Desktop Engine用管理ツール MSDE_MAN は優れもの 】
このように SQL Server にログインの手前で蹴られると SQL Enterprise Manager ではどうすることもできず、「SQL Server2000 Desktop Engine用管理ツール MSDE_MAN」を使った。このソフトの特筆点はこんな事態でもちゃんと接続できることである。これには助けられた。もしこれを知らなかったらどうするんだろうか?SQL Server 2000 の再インストール?

SQL サーバーに接続して、Security→Login をクリックすればすでに作られているログインの一覧が見える。
必要な修正をしてやれば、次に SQL Enterprise Manager で接続できるようになる。 やれやれ安堵。

【 教訓 】
なにも考えずに標準でインストした時はWindows 認証でログインできるようにしておかないと接続すらできず、大いに慌てることになる。

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