IIS6.0 The system cannot find the path specified. 再インストールで復旧なるか 2006.4.10 〜 |
IIS6.0 が壊れてしまったトラブルでなんとか復旧できないものかとトライしていて、少し分かってきた。
トラブルが起きたマシンでバックアップした構成ファイル xxxx.md0 と xxx.sc0 のファイルをトラブルがなかった別のマシンにリストアすると、
１． MovableType で改行コード「 \n が ＼ｎ 」のように表示されるトラブルは確認されなかった
２．新規に作った仮想ディレクトリが動かないというトラブルがそのまま移ってきた
これらの状況から、もともと上の２つの問題は共通の原因と考えていたが、そうではなく「改行コード \n が ＼ｎ のように表示されるトラブル」は構成ファイルには起因してないようだ。しかし、「仮想ディレクトリが動かない」ほうは現象がうつってきたので構成ファイルに起因していると見ている。
この推察を確かめるために、正常なマシンでつくった構成ファイルを問題のマシンにリストアしたら、 「改行コードが表示されるトラブル」は消えたが、「仮想ディレクトリが動かない」は同じままだった。
これでわけわからなにことになった。
こうなってくると、単純に構成ファイルだけが原因しているのではないことがわかる。
※※ 確認したいこと ※※
かなりの時間サーバを止めないと実験できないが、IIS6.0 を再インストールしてそこで新たに仮想ディレクトリを作って２つの問題が解消されるかどうかをチェックすればWindows 2003 本体のほうに原因がのこったままになっているかが判明する。
これら構成ファイルのうち、xxx.sc0 の方は xml ファイルでかつその意味がなんとかわかる。
しかし、 xxxx.md0 の方は xml ファイルだが数字の羅列なので整合を保ったままその内容を的確に修正することは困難なように思われる。この .md0 ファイルが細かい設定値？になっているようだ。
以下のバックアップと復元では今回のトラブルを完全解消できなかったが、しかしこれをおこなったことでより詳しい状況がわかってきて一歩進んだ。しかし、依然として「The system cannot find the path specified. 新規に作った仮想ディレクトリが動かない」という問題は解消されていない。
【 IIS6.0 のバックアップと復元 】
１．まず、バックアップから始める
パスワードを付けなくてもいいが、セキュリティを考えたら付けるべきだと思う。保存するファイル名は後でわかるように日付も入れてみた。
バックアップが終わったところで、ちゃんと保存された。 保存先は"C:\WINDOWS\system32\inetsrv\MetaBack\"で、2種類の対のファイル xxxx.md0 と xxx.sc0 が生成される。
２．いよいよここから復元作業になる
さきにバックアップしたファイルを見付けて、「復元」をクリック
復元するので、現在の設定が破棄され、Webサービスが止まるけどいいですか？の問い合わせ。「Yes」 をクリック
パスワードが設定してあったので、おなじものを入れる
復元完了
【 おまけ 】
WIndows 2003 が標準で備えているバックアップツール ntbackup.exe を使ってみた。コマンドプロンプトのウィンドウ内で起動するか、
「ファイル名を指定して実行」を開いて ntbackup とキーインしてもOK
バックアップの方であることを確認して
ここではフルバックアップをする方を
保存先の変更できる。相当な量の空きディスクが必要なので注意がいる
今度は個別フォルダでバックアップする方法をやってみる
バックアップを選び
個別でバックアップするので下の方をクリック
ここで具体的に選択する
